RS8のディレイラー調整とシフトワイヤーの交換

2018年7月のアマゾンプライムデーで値下がりしていたのを気に、フロントディレイラーとリアディレイラーとチェーンをデュラエースにて購入した。

もともとチェーンとディレイラーが干渉して音鳴りがしていたので、一からシマノのマニュアルを見て組み込んだところ、今までがいかに自己流だったのかを思い知らされた。

RS8のフロントディレイラー調整

フロントもリアも基本チェーンを掛けた状態ではないほうが調整はしやすい。リアは全くチェーンを掛けずして調整が終わるが、フロントは最後にリアをローとトップに入れてからの調整が必要になるので、リアを先に調整したほうがいいと思う。

付属のバックアッププレートは直接フレームに干渉しないので、特に使わず。

まずはチェーンリングの隙間が1-3mmになるように調整。この時点では仮締めで、ディレイラーは自由に手で動かせるようにしておく。

次にL側をいじってチェーンガイドの位置を調整。この時やや左に傾ける。

仮締めだったボルトを締め、サポートボルトでチェーンガイドが平行になるように調整。

ここまでで、フロントディレイラーの固定は終わり。ここからはケーブルを張る作業。

ケーブルを初めて張るのであれば、ひとまずリアのギアをロー(内側)に入れてから、ケーブルを思いっきり引っ張って固定(インナーローの状態で固定)した後、ギアをTトリムに入れる。

そして、インプットリンクのインジゲータを合わせて、

マニュアル通りのトップ側の調整(アウター・ロー、Tトリム)で、H側を回してチェーンガイドとの隙間を0-5mmに調整。このタイプのディレイラーはH側もL側も右に回すと右に移動する(旧型はH側のみ右に回すと左に移動していた)。

ロー側は、インナー・ロー、LトリムでL側を回して同様に0-5mmに調整する。

今どきのディレイラーというか、STIレバーがL-トリム、ロー、T-トリム、トップの4段ギアになっている。

RS8のリアディレイラー調整

リアディレイラーの取り付けはネジを外してただ付けるだけなのでフロントディレイラーのような、取り付けの際の調整は必要がない。

リアディレイラーはチェーンをはらずに調整ができるので、ていうかチェーンをはらないでの方が格段に調整しやすいので、先にチェーンを外しておく。またシフトケーブルも一旦外しておく

力がかかっていない状態ではディレイラーはトップ側に移動しているので、H側調整ネジでガイドプーリーがスプロケットの外側の線の上に来るように調整。リアはH側は逆(右に回すと左に移動)。L側は右に回すと右に移動。

次に、手の力でディレイラーをロー側に移動させた状態で、ガイドプーリーがスプロケットの真下に来るようにL側調節ネジで調整。

また、シフトケーブルのアウターケーシングととディレイラーの接着部分のアウターケーシングホルダーのネジを完全に締めておく。

ここまでで最初の準備は終わり。

まだチェーンは張らずに、STIレバーのギアはトップに入れた状態で、シフトケーブルをペンチなどで思い切り引っ張って固定する。

この状態でギアを切り替えていき、ロー側に入らなければ、シフトケーブルの張りが甘いので、先程締めておいたアウターケーシングホルダーのネジを緩めてシフトケーブルをもっと強く張る。

最後にチェーンを張って、シフトチェンジがうまくできるかを確認し、この際プーリーとチェーン、スプロケの間が狭くて干渉してしまいそうであれば、エンドアジャストボルトを回して調整する。

RS8のディレイラー調整とシフトワイヤーの交換(2018年以前の考え方)

以前の考え方なので自己流であり、間違っている点が多い。なんとなく記事を残しておく。

フロントとリアワイヤーを同時に交換する際は、フロントは何も調整しないとインナー固定なので、フロントインナーで調整するリアディレイラーを先に調整する。

  • 1、各ディレイラーのH側、L側調節ネジは、ある程度締めておく。完全にしめなくても良い。
  • 2、フロントとリアを同時に調整する場合は、リアを調整しきってからフロントへ。
  • 3、リアは、フロント(インナー)/リア(トップ=外側)で、ペンチで引っ張りながらワイヤーをディレイラーへ固定。引っ張る強さは普通でよい。このときにトップとディレイラーが並行になるようにH側調節ネジで調整する。続いて、フロント(インナー)/リア(ロー=内側)にして、L側調節ネジで同様に調整する。
  • 4、リアが調整できたらフロント。フロント(インナー)/リア(ロー=内側)で、ワイヤーをフロントディレイラーへ固定する。この時はペンチで思い切り引っ張りながら張る。この時にディレイラーがチェーンに当たらないようにL側調節ネジで調整する。続いて、フロント(アウター)/リア(トップ=外側)の状態にして、H側調節ネジで調整。ディレイラーが外側へ移動しきれていない場合は、H側調節ネジを左に回すと右にディレイラーが移動する。これでも外側に移動しない場合は、最初の固定のときに、フロントディレイラーを手で外側に来るように抑えた状態で固定(つまり張りを強くして張るということ)する。

RS8のフロントディレイラー調整

六角を緩めてワイヤーを外す。

STIレバーをめくってワイヤーを抜き出す。この時ギアをローにしておかないと抜き出せないので注意する。

難しいのはディレイラーの調整。ワイヤーはインナーロー(フロントもリアもともに最内側の状態)で固定する。この時L側やH側の調節ボルトは締めすぎず緩めすぎず(断面より少しネジヘッドが凹んでる程度)にしておくこと。

ワイヤーの固定はペンチで思い切り引っ張った状態で固定する。そうしないとフロントが外側へ移動できなくなる。ワイヤーが引っ張られていない状態は内側、引っ張られることで外側に移動するので。

ワイヤーを思い切り引っ張った状態でも外側に移動しきらない場合は、下のように手でディレイラーを外側に寄せた状態で引っ張って固定する。

※下写真間違っている。L側は正しいが、H側は逆になる。H側を回してフロントがアウターへ移動するようにしたいときは、右側へ移動してほしいので、左に回すということになる。

RS8のリアディレイラー調整

リアも同様にしてネジを外してSTIレバー側からワイヤーを抜き出す。トップ側(一番右側)の状態にしておかないと外せない。

問題はワイヤーの張り方。リアの調整は、フロントは常にインナー。

まず、H側、L側調節ネジともに締めすぎず緩めすぎずの状態にしておく。その後で、リアをトップ側(右側・高速側)にセットした状態(インナートップ)でペンチでほどよい力で引っ張りながら暫定的に六角でワイヤーを固定する。

この時にトップギアとガイドプーリーが平行になっていることを確認し、平行になっていないのであれば、H側調節ネジを回して移動させる。(こちらもLとHは逆で、Hは左に回すと右へ移動する)

そしたら、インナーローにしてローギアとガイドプーリーが平行になるように、L側ネジで調節する。(左に回すと左に移動)

細かい調整はネジを回しながらペダルも回しながら行うと良い。

※下写真間違っている。L側は正しいが、H側は逆になる。

RS8の105ディレイラーの幅(メモ)

なんだかローに落とすとカラカラなるので確認したら、105のディレイラーって狭いんだね・・・。インナーローにして、

チェーンとの幅見ると隙間ほぼなし

もちろんアウタートップも隙間なしか。ミニベロよりめんどくさそうだ。写真幅みえないし・・・


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